連続記事
Sassowです。
アタシが電動ガンをカスタムしようと初めてメカボックスを取り出して開けた時、
その内部のパーツ各部を見て思いました。
「コレいるの?」
カスタマイズは「難しい」とか「知識が必要」とかいうイメージがあり、初心者の方には結構敬遠されてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
webでカスタムされて公開してある先輩方の情報を見ると、当たり前の部分が当たり前過ぎて「コレいるの?」を解決するような、基礎の基礎の情報がちょっと少なかったりします。
なので、触ったことがあれば分かるような単純なパーツに対して、こんなんいらんのと違うん?と思ったりします。
カスタム情報はいっぱいあるけど、基本の情報が少ないというのが、初心者の方が手を出せない原因のひとつではないかと思われます。
また初めて手を出した方が大いに混乱してしまう理由にもなるかと思います。
電動ガンの仕組みをわかりやすくしたい
ということで今回は激初歩かつ多少曖昧さを持ってして、
メカボックス内部の電動ガンの仕組みをご紹介していこうと思いました。
仕組みが分かっておくと、何故このパーツのカスタムが必要なのか、
どこを改良すべきなのか、故障した原因はなんなのかとおぼろげに分かったり出来ます。
何でもいいので少しだけでもお役に立てるお話があれば良いですが。
多分ございません。ご了承ください。
例としてメカボックスver.3を参考として取り上げながら進めてまいります。
実際にトリガーを引いて弾が出るまでの流れでご紹介します。
基本的に電動ハンドガンも含めて形状が違うだけで仕組みは一緒と考えてよい気がします。
メカボックススイッチの解説
さて、それでは夢のメカボックスツアーに早速参りましょう。
まずはこちらの図から。
電動ガン内部メカボックス周りです。白い部分はメカボックスがあると想像していただいて。
電動ガンから出ているトリガーはメカボックスに直接繋がっています。
弾を撃つとき、トリガーを引くと動作が始まります。
電動ガンはスイッチが通電してモーターが動く
トリガーを引いた時、まずスイッチの動きがコチラ。
→
そのときの状態を簡単に模式図で表すと…
小学生のときに理科で豆電球回路なんかを習ったのと同じ原理です。
このようにして、トリガーが回路を完成させてモーターを動作させます。
セレクタープレートが回路の一部になる場合も
そういえばマルイのメカボックスにはセレクタープレートにも銅板がついてたりします。
これはセレクターがセーフティに入っている場合には、トリガーを引いても確実に通電しないようにという構造の為です。
中華トイガンなどはこの構造が省略されていて、スイッチの金属板は1枚に繋がっています。
ですので、回路はスイッチ先端がくっついたら完成=通電します。
セーフティにセレクターを入れると物理的に回路遮断
ただしこの構造の有無に関係なく、どちらのメカボックスにもセレクターをセーフティに入れると物理的にトリガーを引けなくする機構があるので、通常の状態であれば、セーフティで弾が出ることはありません。
ただ、破損など何らかの原因でトリガーが引けてしまうと通電し、弾が出ることになります。
なので安全性担保のためにこのような仕組みを取り入れたりしてます。
一方でセレクタープレートや金属板の歪み、錆など通電しなくなる率も多少上がることとなり、トリガーを引いても動かない、セミだけ、フルオートだけしか動作しないという症状を起こしたりします。
フルオートの位置ではセレクタープレートと金属板が触れないけど、セミオートだと触れるということが起きる可能性がある構造でもあるということになります。
ちなみにこぼれ話ですが。
アタシは中華AKを先に触った人間なので、このマルイのメカボックスのセレクタープレートの仕組みがイマイチわかりませんでした。
実際に手に触れてみて「おおっ」と思ったわけです。
サードパーティ製セレクタープレートもこの機構を省略したものか、通常のものかと
2つあったりしますので、購入の際には注意が必要なのです。
今回はここまで。「トリガーを引いてモーターが動いた」というところで、
次回はメカボックス内部にその力がどう伝わっていくかをご紹介予定です。
Recommend:
コメントを残す