●①レシーバー改修して失敗篇
●②ダンパー投入事前準備篇
●③シリンダーヘッドにダンパー投入篇
●④ギアグリスでギア音を抑える篇
●⑤ピストンヘッドにもダンパー篇
●⑥ シリンダー交換と吸音材篇
爪切りは薬指から始める、Sassowです。
たまには少し真面目な政治のお話でも。例のハゲ罵倒のあの方ではなくて稲田防衛大臣。
例の日報隠蔽問題では「日報を非公開ね、オッケイ」と内々にはしておきながらも
国会答弁では「いや、日報なんて知らないですよ?」的な事を発言してらっしゃるのが問題点として
今回虚偽発言、隠蔽工作あたりでガンガン指されているという現状…で多分合ってるハズ。
更に今回隠蔽工作をしておいたハズの日報が実はありますなんて事になっちゃったから、
「え…捨てたんじゃないの…?」的なビックリ防衛大臣でしどろもどろ感も丸出し。
なんでも一部報道によると、
「紙はないですけどもデータはありまぁす!!」なんて陸自から報告されたとのことで
これを聞いてるとあらやだ、稲田さんハメられてんじゃないの的な感じも受けたり。
これは…着せられてはないっ!!
いやもうね、稲田防衛大臣、ちょっとさすがに引き続き日本の国防をお任せするのは微妙なんですが
でも陸自なんかとの確執やその微妙なハメられ感なんかはハッキリさせてもらわないと
誰がウソついてて誰が何をしているのかが悶々としすぎです。
官僚と現場の確執ってやっぱりあるんでしょうか、ワタシには全く分かりませんけども
もうちょっとオトナなんだから仲良く出来るんじゃないかしらと思ったりしちゃいました。
静音・消音化ネタの続きのお話
もう5回目のマルイ AK47Cの静音・消音化についてのお話ですか、
久々に長々とシリーズ化しておりますが皆様の参考になっているかは分かりません。
前回はギアグリスによるギア音の違いをテーマにお届けしてみました。
●【マルイ AK47C】電動ガンメカボックスの静音・消音化カスタムに挑む① レシーバー改修して失敗篇
●【マルイ AK47C】電動ガンメカボックスの静音・消音化カスタムに挑む② ダンパー投入事前準備篇
●【マルイ AK47C】電動ガンメカボックスの静音・消音化カスタムに挑む③ シリンダーヘッドにダンパー投入篇
●【マルイ AK47C】電動ガンメカボックスの静音・消音化カスタムに挑む④ ギアグリスでギア音を抑える篇
今回のネタはピストンヘッドのダンパー。
先日の記事中にもありますがシリンダーヘッドには既にダンパー投入済。
ただ、もうちょっと静音化できればと思ってしまったので、
何故かこのタイミングでピストンヘッドにもダンパーを投入してみることにしました。
ギアグリス検証あたりから静音化へ謎のこだわりが出てきてしまっておりますが、
そもそも今回の静音・消音化カスタムはこんな感じの構想で進めております。
●今のうるさい動作音をある程度小さくしたい
●初速92~93mps、サイクル18rpsは維持
●消音<正常動作、安定感を重視したカスタムで
【AK47C 消音カスタムの作業構想】
①メカボックスの音をシャットアウト →失敗
②ピストン打撃音を小さく →シリンダーヘッドに緩衝材
③イイ感じのギアグリスでギア動作音を小さく →検証済
そうなんです、結局「ある程度、今より」静かになってくれれば今回は満足なんです。
元々インナーバレルも短いし割りと高いサイクルの電動ガンということで、
静音とは逆向きのセッティングになってますしガッツリ静音化するには
色々方向転換が必要だと思われます。
若干素材選び、効果の参考程度にしかならないと思いますゴメンなさい。
ピストンヘッドダンパー選び
さて、言い逃れで言い訳なワタシはやっぱり稲田防衛大臣を批判出来ないなぁと反省しつつ、
ピストンヘッドに取り付けるダンパーのお話を進めていきましょう。
●理想のピストンヘッド静音ダンパー
これ、前回シリンダーヘッドでお話したものとあんまり変わらないんですが、
一応理想というか条件をちょっと並べておきます。
①静音性の高さ
②厚み3mm以下
③一定の耐久性
④ダンパー表面の粘着性が少ない
ということでシリンダーヘッドのときと違うのは理想②「厚み3mm以下」。
これはシリンダーヘッドに取り付けた★スーパー衝撃吸収(ハプラゲル)が3mm厚なので
合計して6mmくらいの厚さならばピストンロックしないんじゃないかと考えました。
ピストン歯は、シリンダーとピストン間に5mm厚みが増えても問題ないように加工済。
メカボックスが動作したときにダンパー同士がぶつかったら収縮するだろうから
ダンパー厚計6mmくらいいけそうという割りと緩めの計算です。
●静音ダンパー選び
今回ダンパーを選ぶにあたり参考にしたのは以前のシリンダーヘッドダンパー選びの際の実験。
まぁこの実験も精度的にどこまで参考になるかはわかったもんじゃございませんが、
理想のダンパー像の厚みと静音性から考えて候補を3つに絞ってみました。
候補①★光 衝撃吸収(ハプラゲル) 28×3mm(ハプラゲル3mm)
●3mm厚、28mm径
●ハプラゲル素材
●表面はナイロンジャージ(フェルト)でくっつかない
●指で押すとぶにゅっと広がる
候補②★マテック 白ゴム 100×100×2t mm(白ゴム2mm)
●2mm厚シート
●エチレンプロピレンゴム素材
●表面はさらさら
●指で押すとぐにゅっという感触
候補③★マテック グリップゴム 100×100mm×2mm(グリップゴム2mm)
●2mm厚シート
●クロロプレンゴム素材
●表面はボコボコ、やや粘着性
●グリップ力高そうだけど押すとよく縮む
と、この3候補。
素材自体は7つありましたけども厚みや勘やらで除外しております。
メカボックスに組んでテスト
各ダンパーはこんな感じで取り付けてみました。
各素材ともピストンヘッド外周よりやや小さく、ピストンの吸気口は避けてます。
また貼り付けには★セメダイン スーパーX2を使用し、実験の度にキレイにはがしてます。
結構面倒でしたけども多分この形状が一番ベストなんじゃないかと思ってやりました。
では実際にメカボックスに組んでみた結果をご紹介します。
実験方法はシリンダーヘッドにダンパーを入れた時と同じ方法。
メカボックスから一定の距離に置いた★騒音計で各ダンパー投入時を計測、
計3回セミ動作させて最大音量で評価しました。
また、今回の基準値はシリンダーヘッドにダンパーを入れたあと(前々回記事)のもので、
前回更新のギアグリスは変更前のものになります。
結果としてはどの素材もある程度効果を認め、最小値は候補③グリップゴムということに。
シリンダーヘッドにも使っているので期待していた候補①ハプラゲルですが、
他の素材よりやや硬いのでその分音が大きくなったものと思われます。
一方の候補③グリップゴムはかなり柔らかいのでシリンダーヘッドダンパーにあたっても
しっかり縮んで音が小さくなったんでしょう。
●静音ダンパー決定…ならず
じゃあもう一番静かなダンパーで良かったね!!といきたいところでしたが、
各素材、100回ほどセミ動作で耐久性も一応試してみたところ
候補②グリップゴムと候補③グリップゴムは一部が欠けやがりました。
結構ショックだった。
一方候補①ハプラゲルはシリンダーヘッド同様特に異常は見当たらない模様。
いやぁやっぱり耐久性が高くないと100回セミ撃ったくらいで欠けてたら使えないじゃないと、
結局候補①ハプラゲルをピストンヘッドダンパーとして採用することに。
厚みは少しおっかなびっくりでしたがフル動作させてもピストンロックは見受けられず、
恐らくはピストン歯対策が効いているものと思われます。
ホントはもう少し厚い白ゴムやグリップゴムあたりを持ってくれば
耐久性にも問題なかったかもしれませんし、
形状として吸気口を避けるようなカタチではなく中心だけにしておけば脆くない可能性もあります。
ただ、そうなると音がどのようになるかもまた変わってくるでしょうし、
え、じゃあまた実験?いやもうオジサン疲れちゃったということなので、
ピストンヘッドダンパーはハプラゲルでオッケイです。ワタシはオッケイです。
素材自体は7つありましたけども厚みや勘やらで除外しております。
ギアグリスを静音性の高いものへ
ピストンヘッドダンパーを決めたこの時点でようやく前回記事で検証したギアグリスで
一番静音性の高かった★Phoenix フッ素ポリαオレフィンギアグリスに変更。
更新と時系列がグチャグチャでゴメンなさい。
こりゃもうダンパーも一新でギアも静かならば相当イイ感じになってるだろうと
期待にあの娘の胸膨らむ思いで実験してみました。
ギアグリスは静音検証をする前は★MADBULL ギアグリスを使っていましたので、
それと比較したものがこちら。
ああ、そうか。結局ギアが静かになってたとしても
メカボックス全体の音としては依然ピストン打撃音の方が大きいのね。
まぁそりゃあんだけ勢い良くピストンが前進するしねっ。
決してギアが静かになっていないんじゃなくてピストン打撃音が変わらないだけねっ。
ピストンヘッドダンパーの形状変更
そっか、もうちょっと打撃音小さくないとギアが静かになった恩恵がないんじゃあ…ねぇ。
と、意気消沈したところでちょっと思いついたのが、
ピストンダンパーとシリンダーダンパーの当たる面積が小さくなれば静かになるんじゃね?と。
特にこの★衝撃吸収(ハプラゲル)は衝撃吸収力は高いけどその分割りと硬めなゴムって感じだし、
ぶつかっている分で音が出てるわけだからぶつからない部分を多くすればいいんじゃないかと。
ということでこれもまた勘で作業してますので参考になるか分かりませんが、
ピストンヘッドに取り付けたダンパーをある程度耐久性と静音性が維持出来そうで
かつ面積を小さくしてみることにしました。
するとこんな感じになりました。
Y字状です。なんだか見た目はかなり頼りない感じになっちゃってます。
音が大きくなったらやり直しだわと、再度メカボックスに入れてみて実験してみます。
ほらっ。見てごらんアンタっ。
誤差もあるだろうけどしっかりちゃんと音は小さくなってるじゃないのっ。
他にも色んな形状を試してみたり素材によっても違うんだろうけど、
それでも小さくなったからこれでオッケイなんじゃないかしら。
●実際に組んでみてテスト
更にこの状態で一度メカボックスに組んでみて音を拾ってみることにします。
①電動ガンから騒音計まで約1mの距離から測定
②数回撃ったときの最大値で評価
●★S&T 0.2gバイオBB弾使用
●★イーグルフォース EA1350 7.4V Li-Poバッテリー
●6畳、正方形の室内
●カスタム前
●セミオート(5回射撃): 96.9dBA
●フルオート(2回射撃):101.0dBA
●シリンダーヘッドダンパー投入後
●セミオート(5回射撃):95.4dBA(-1.5dBA)
●フルオート(2回射撃):99.8dBA(-1.2dBA)
●ピストンヘッドダンパー投入後
●セミオート(5回射撃):94.2dBA(-2.7dBA)
●フルオート(2回射撃):99.4dBA(-1.6dBA)
このテストでは発射音も大きく拾うことになるので一概に比較は難しいですが、
セミオートだけでなくフルオートも一応下がっておりました。
特にセミオートはカスタム前から約3dBAの低下なのでそこそこ効果があると思われます。
初速変化ともう次回のお話
ピストンヘッドダンパーも決定したところで一度銃を組み上げて、
初速など性能をチェックしてみることに致しました。
前回の測定はシリンダーヘッドダンパーを投入した時点の測定で、
更にピストンヘッドダンパーを投入した分シリンダー容量は減っているので
初速が恐らくそこそこ下がってくると予想しておりました。
●シリンダーヘッドダンパー投入後の初速
●セミオート10発での平均初速:91.999mps → 91.696mps (-0.303mps)
●セミオート10発のうちの最大初速:92.75mps → 92.45mps (-0.3mps)
※サイクルに関してはバッテリー充電容量が違うので比較対象外
確かに下がってはいるけどシリンダーヘッドダンパーを入れたときよりも下がり幅は小さく、
また、初速範囲も最大92.45~最小91.45mpsとかなり小さい値で安定してました。
これが1日でもサバゲーに投入してみるとどうなるかは分かりませんが、
これくらいの初速と安定性ならば全然問題なしなのでちょっと安心。
●次回が多分最終回
さて、今回は色々ツッコミどころは満載ですけども
ピストンヘッドにダンパーを取り付けたというお話を致しました。
ギアグリスの効果は結局打撃音にかき消されてしまってますがまぁ…ねっ。
やらないよりはマシでしょう多分。
で、今回もちゃんと動画撮ってるんですが、
編集上、次の記事更新の分まで動画に含まれちゃってるので次回記事で公開しようと思います。
なので次回もまだ静音・消音化のお話を続けます。というか次回最後の予定です。
最終的にはもうちょっと静かになってフィニッシュしておりますので、
ご興味がございましたら引き続きご覧になってみてください。
興味なくてもご覧になってみてください。
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