連続記事
Sassowです。
「電動USP」カスタマイズ祭り後、意気込んで測定した(→前回記事)のに、理想より初速10m/sも下回り惨敗感が漂うがしかし!
鬼の形相で引き続き第2回カスタマイズ祭りを急遽実施、徹底的に気密処理にて初速UPを狙うことに致しました。
シールテープで色々気密確保
早速解体せしめたブルーイング「電動USP」。
やはり電拳さまの指南を中心に、まずはシールテープ処理を施すことに。
シールテープとは★カクダイ シールテープ5m 8mm幅のような、水道周りの水漏れ防止用のビニールテープのこと。
耐久性と薄さ、コスト面と入手性、どれをとってもトイガン向きとのことで、トイガンのカスタム界隈では初速アップのために、「気密UP=空気漏れをなくす」シールテープ処理がよく実施されてる様子。
それでは具体的な内容です。
【第2回カスタム祭りシールテープ処理会場】
- ノズルOリング×2
→Oリングカサ増しで押し出し空気量アップ - シリンダー+シリンダーヘッド
→密封処理で空気を逃しません - チャンバーパッキン
→最後までBB弾へキッチリ空気圧をお届け
1.ノズルOリング×2
まずはノズルOリングx2。今回最も手の込んだ作業です。
これが完成形。非常に幅の狭いOリングだけにシールテープでカサ増し。
シールテープはペロンペロンなので単体では加工が難しいため、
力加減と切れ味には注意が必要ですが、モデラー用のこのタミヤデザインナイフはオススメ。
2つともカット出来たら、マルイの高粘度グリス(赤)などしっかりしたグリスを塗布します。
作業中もシールテープが簡単にズレるので、しっかり巻きつけて丁寧に切り落とす作業が大事に。
キッチリ完成しても多分使用しているうちに剥がれてくるので、
定期的に巻き直しが必要と思われますが、この作業の差が多分一番影響力高い気がします。
これ、どうやってOリングだけに巻けるか悩んで試行錯誤して、この方法を思いつきました…。
しかも作業内容もすぐズレるんでストレスがすっごいです。すっごいですストレスが。
2.シリンダー+シリンダーヘッド
シリンダー+シリンダーヘッドは非常にわかりやすくて作業も楽。
これでピストンヘッドから押し出された空気はシリンダーからノズルにロスなく伝わるはず。
作業したら★マルイ シリコンメンテナンススプレーをシールテープの部分だけに吹いてあげましょう。
他のところに吹き付けると逆効果になりがちですので。
ピタッとくっつくので気密があがるものと思われます。透明になって焦りますけど。
3.チャンバーパッキン
チャンバーパッキンをバレルに取り付けてシールテープ。
インナーバレルのグリス塗布をした後でパッキン取付ののちにぐるりと1周だけシールテープ。
そのあと接合部+パッキン全体にやっぱりシリコンスプレー。
バレル内部やパッキンとBB弾が触れる部分には極力塗らないように。
じゃないとBB弾にシリコンが付いちゃって、変な弾道や初速ダウン、バレル内部の汚れに
つながりますので思ったよりキッチリやってあげます。
2周いっちゃうとチャンバー挿入時に剥がれてしまいます。
1周でもやや干渉してしまいますが、接合部がキッチリ巻かれていればOKと思われます。
「気密UPに愛の手を」作戦は以上!
パーツ交換はなしで、これだけで10m/sも初速をあげられるのか!?
疑問を抱いてはいけません。雑念はエンタテインメントです。
第2回カスタマイズ祭りはまだまだ徹底的に行われたのです!
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