【マルイ 電動USP】まだまだ手直しと改良② グリス厚塗りで解決?篇

聞き慣れたイントロを聞くと一曲聞いた気になる、Sassowです。

恐らくこの記事の更新時には手元に★M40A5 BLACK STOCKがあるハズです。
長かったよ、待ち遠しかったよM40A5の黒チャン。

色々触りたい思いでいっぱいですけども、
今のところマルイ 電動USPがまだ作業中でいっぱいいっぱいのハズです。

今の子どもたちはこの名曲を知るまい。

とりあえずサバゲーには、まずは箱出し丸まんまで持って行って遊ぶつもりですし、
記事もそのあとでもいいんじゃないかと思ったりしてたり。

どうせ一度は分解して、何らかイジってみたいと思ったり、
でも性能良ければ触らなくってもいいんじゃないかと思ったり。

手元に今は無いくせに悶々とあーでもないこーでもないと楽しんでおりますが、
それもまたトイガンの醍醐味なんでしょう。そうでしょう？

HOPゼロで初速のバラつき継続中

そう!!そのマルイ 電動USPですよ問題はっ。

先日の記事ではHOPを掛けていないときは初速が低くってばらつき、
適正HOPくらいにすると80mps台で安定するという現象をお話しております。

で、その原因ですけどもワタシ的な見解では、
バレルロックリングが片方のツメが折れちゃってるからではないかと思ってます。

というのも、

●ノンHOP時：チャンバーパッキンが微妙にズレる
●適正HOP時：チャンバーパッキンがHOP機構で押されて固定される

と考えると微妙に納得がいく気がしちゃうからです。

ただまぁ今までは片方でも正常動作してたので原因かどうかは不明。
とりあえずマルイさんにまたバレルロックリングをご注文致しましたので、到着待ち。

で、その間にノズルも新品に変えてみようと思いたちまして、
コレも以前発注してまだ使ってなかったので、今回作業してみます。

頼んどいてなかなかヒマがなくってもう…と、忙しさにかまけて、ねぇ。

新しく注文した純正ノズルを見てみたら

ノズルは今までも純正品をそのまま使ってましたが、
この電動USP自体中古でゲットしてるし、
色々Oリングにシールテープ巻いたりする際に傷入れてる可能性もあるし、
何よりOリングの切れる率が高すぎるので試しに新品に変えようと用意しました。

で、取り出した現状ノズルと新品ノズルを比べてみると…。

画像をクリックすると拡大されますので、見てみて下さい。
横から見た図を書いてみましたが、ペイントでも使って真っ直ぐな線を書けよ、と。

「なんかOリング周りが削られてるやん!!」

コレ、電ハン動かしてるとOリングがノズルに当たって切れやすかったんだなっ？
だからマイナーチェンジしてるんだなコレ？
実際にワタシの体験したOリング切れも全部この、新旧違うところあたりだし。

そうか、ワタシだけじゃなかったんだなぁ多分。
いやぁちょっとした安心と、これなら他のパーツも色々改良されてる可能性があるのか？
チャンバーやピストンヘッドあたりも新品頼んでみようかしら。

コレでOリング切れ解消するかもしれないと思ったら、なんだかホッとしました。

電ハンのOリング切れでお悩みの方は、
ご自分の電ハンのノズルを一度ご確認いただくと、もしかすると旧品かもしれませんよ!!

次はあなたの番かもしれません。

今一度Oリングへのグリス変更

勝手に原因究明したつもりになってOリング切れの不安がなくなったワタシ。
なので、Oリング・ノズルガイドに塗るグリスも
再度重くって気密の取れそうな★MADBULL airsoft ギアグリスに変更することに。

以前、コレが原因でOリングが切れたと思ってましたけども、
別の★ZC LEOPARD ギア グリスを使っても結局切れたので違うかもしれないし、
このマッドブル製グリスはかなり重くって粘着性も高いので気密確保に向いているだろうし。

で、もうひとつ。記事を書きながら思ったこと。

ピストンヘッドの中は毎回ノズルを取り出す度に綿棒でグリスを拭き取ってましたけど、
コレ、せっかくノズルに塗ってピストンヘッド内に広がったグリスを拭き取ってたってことで、
もしかするとここでグリス不足に陥ってて気密漏れが起きてたんじゃないかと。

もしかすると中にグリスを塗らないとダメなのかしら。
いや、でもそうなると高粘度グリスで重すぎてノズルが可動しなくなるんじゃないかしら。

なので、今回はノズルのOリングにしっかり高粘度グリスを塗って、
慣らし試射でピストンヘッド内にグリスを広げた後は、
ピストンヘッド内部は全く拭き取らずにそのまま動かしてみることにしまして。

以前コメントで電動拳銃工房・電拳の管理人である、
南木さんも「グリスの広がり不足」というワードを仰られてましたし、
それって多分こういうことではないかと解釈してみました。

さぁコレがどうなるか。

ノンHOPでも初速安定

早速100発ほど慣らし試射、そのあとインナーバレルをクリーニングして、
再度nonHOPで10発測定をやってみました。

 
お、安定したっぽい？
コレならまぁ以前よりちょっと落ちているものの、不安定な初速ではないでしょう。

この作業前にはチャンバーパッキンの入れ替えやシールテープ巻き直し等やってるので、
初速1～2mpsの低下ならそっちが原因の可能性もありますし。

更に適正HOP計測も続けて再度10発測定。

 
やはり初速範囲から見るとHOPをかけている方が安定。
しかも初速が上がる傾向も見受けられます。

あとは今一度シールテープを巻き直してみたりして初速を確認しようと思いますが、
とりあえずノンHOPでも初速が安定したのでコレで一旦オッケイでしょう。

なるほど多分グリスの広がり不足で初速が安定しなかったのかしら、
でもそうなるとHOPかけたときは何故安定してたのか。
まだ完璧に解明出来てないのがちょっと苦しいところですが、
これから経過を見てみてまた検討していきたいと思います。

あとの問題は翌日以降も同じように初速が安定するかどうかですので、
ノズル変更後Oリングが切れるかどうかも含めてコレを試したかったのですが、
このあとすぐFET取付作業に入りましてこれが結構難航中ですので、
FET完成次第、再度初速計測をやってみたいと思います。

まだまだマルイ 電動USPの改良ネタが続きますが、
次回からはいよいよ、南木さんより頂いたクルシミマスプレゼントの自作FETキットに関するお話です。

もうね、マジで苦しめられてますが、
地味に成功の兆しが見えつつあったりして何だかんだ楽しんでおります♥