【CYMA AK47】原因不明の初速低下③ 初速微調整篇

どうしても枠いっぱいに字を書くのが苦手、Sassowです。

「3.9+5.1=?」という小学生の問題。答えを「9.0」と書くと減点されるという話題を見ました。
なんでも「9」としなさい、ということらしいんですけども。

「9.0」だと小数点を忘れて「90」と書いたり、
不必要な「.0」を持ってくる子がいるから「9」と書くよう指導しているとか。

あれ？ワタシは、「小数点の計算は小数点を残すほうがよりキレイ」と習った気がしますけども。
考え方としても「9.0」の方が正しいんじゃないですっけ？あれー？
まぁどちらにしろ減点することはないじゃないかと思ってますけど。

そもそも小4の息子がいるワタシとしては、
算数の授業では、ちゃんと数字にも計算にも意味があるということを教えて頂きたいなぁと思ってます。
文章を理解して式にして答えを出す、という作業って実は結構頭使いますし。

発想という点ではむしろ素晴らしいと思うんだ。ホントに。

初速を調整の為にスプリング変更

先日からCYMA AK47について、謎の初速低下のお話をさせて頂いております。

前回のお話の通り、「時間が経つと初速が8mpsくらい下がる」原因は、
結局「シリンダー内にシリコンスプレーを吹いていたから」と概ね確定致しました。

で、今のメカボックス内のパーツでは初速は大体87mpsくらいというところで、
理想は95mps越えないくらいなのでスプリングを変更して初速調整をしていくことに。

●スプリングレートM95
一応前回は★SHS 守護神 AEG不等ピッチスプリング (M90B/バレル250mm未満用)を入れてたので、
まずは手元にあった★AIRSOFT97オリジナル電動ガン用不等ピッチスプリングM95を入れてみます。

以前買ったヤツら。

で、写真撮るの忘れたんですが、この時50発ほど撃ったあと10発計測をメモしましたので記載します。

●スプリングレートM100
まぁ安定している初速と言えるんですが理想にはちょっと物足りないところ。
なので次に★AIRSOFT97オリジナル電動ガン用不等ピッチスプリングM100を入れてみます。

このAirsoft97オリジナルスプリングですが、個人的にお気に入り。

バネ自体は結構柔らかくて軽いんで若干不安にはなりますが、
不等ピッチなのもあり少ない力で引けるメリットや、例えばバトン製と比べると音鳴りが少ないと思います。
知識としては付け焼刃なので実際にどの程度か数値で測ってないのでイメージですが。

ただ一方で不等ピッチスプリングは初速が安定しないという話も聞きます。
どうなんでしょう、ワタシは不等ピッチでもそんなに安定しないことないんですが、時間が経てば変わってくるんでしょうか。

でもどっちにしろ、ある程度したらスプリングもヘタりが出て初速が下がったりするのは必ずあるはずで、
だったら消耗品と考えれば、それはそれでいいのかなぁと思ったりしてます。

で、まぁともかくスプリングを交換して再度計測。

とりあえず90mps台には乗っかりました。

更に50発ほど撃ってみて、安定してそうなのでまた10発で平均を取ってみます。

いや、えらく安定しちゃってるな。ホントに。
これでもオッケイなんですけどももう1～2mps欲しい!!と思っちゃったので、
ここから更にゴムパッキンでカサ増ししてみます。

スプリングカサ増しをやってみる

スプリングのカサ増しについては以前このCYMA AK47でもやりました。

個人的なイメージでは何だか初速が安定しなくなるイメージがあるので、
あんまり好きな作業ではないんですが、
ここで更に上のレートのスプリングを入れると恐らく初速100mps超えそうなのでやってみます。

今回はこの2つを使いました。

★三栄水栓 補修用ユニオンパッキン 直径15㎜×内径11㎜×厚さ2㎜

三栄水栓

ピストンに入る大きさ。厚さ2mmに注意。

★uxcell メタル製ワッシャー 5mmx14mmx1mm 100個入り

uxcell

中国から届くのでリードタイム長い。でもバリもなくいい商品でした。

カサ増し用スペーサーは直径15mmで使っている★LayLax ハードピストンの内径にジャストサイズ。
その上に金属ワッシャーを持ってきますが、このワッシャーは14mmなのでややスカスカでした。
ただ、スプリングよりは直径が大きいので問題ないと思います。

ちなみにこの★uxcell メタル製ワッシャー 5mmx14mmx1mm 100個入りですが、
お安くて送料無料なのはいいんですが、中国から届いたので配達時間が2週間かかりました。
ただ、モノとしてはバリやムラもなく普通にいいワッシャーでした。

●スプリングレートM100+3mm
さて、とりあえずそれぞれ1枚ずつ、計3mmほどのカサ増しで再度チャレンジしてみることに。
10発計測データを取りましたので御覧ください。

んー…微増っ。かなり微妙だよコレ。3mmかさ上げで+0.6mpsだもの。
もう少し上がると思ったけどピストンヘッド、かなり重いの入れてるからかなぁ。

●スプリングレートM100+5mm
んじゃもう1枚パッキン入れて+2mm更にかさ上げしてみようかと、再度メカボックスオープン。
いそいそと作業してメカボックス試運転してみると…ピストンロック。
ああ…そうかもうこれ以上のかさ上げは無理なのね。

以前別のスプリングでは+5mmかさ上げで動いてたのに今回のスプリングでは動かず。
強いスプリングに変えたことでスプリングの収縮長が長くなり、
恐らく以前の記事でご紹介したこの「スペーサー入れすぎトラブル②」が起きたと思われます。

さて、どうしたものか。

まぁ初速は安定してるし、93mpsであれば十分納得いく範囲だろうと言い聞かせ、
今回は★AIRSOFT97オリジナル電動ガン用不等ピッチスプリングM100+3mmかさ上げを落とし所にしようと思います。

●もう1回、スプリングレートM100+3mm
単純作業とは思いながらも、まぁ何度もメカボックスを開け閉めしました今回。
でもワタシレベルのトイガンカスタム歴、これくらい色々検証して実感していったほうがいいだろうと、
若干イライラしながらも、雑にならないように作業を繰り返しました。疲れました。

で、出来上がったのがこの感じ。

若干上がりましたが、平均としてはそんなに先ほどと変わりませんでした。
ちゃんとメモを取りましたので、結果は次回まとめのテストmemo記事で載せようと思います。

引っ張っちゃってごめんなさい。でもワタシ自身何をやったか忘れがちなのでこのmemo記事は大事なんです。
あ、もちろんワタシにとって、です。皆様にはあんまり面白いお話ではないと思ってますのでゴメンなさい。

この2日後に再度計測

そう、今回はそもそも「時間が一定時間経つと初速が低下する」ところからこのカスタムが始まっております。
なので、とりあえず特定した「シリンダー内にシリコンスプレー」という原因が違っていたら、
組み上げてすぐは初速が出てたとしても、時間が経ってから測ると初速が下がってるかもしれません。

これが解決してないと、いくら初速を微調整しても何も意味がありません。

ホントはこのカスタム翌日に計測するつもりだったんですが、
仕事のお付き合いで月曜なのに3時まで飲んでおりましたので、翌々日に再度計測しました。

泪も女もいませんでしたよ？でも酒で思い出すのはこの曲なんです。

結構ドキドキしながらの2日後計測。これでまた初速下がってたらまた迷宮入りだもの。迷宮会。

「スパン!!」

お、大丈夫っぽいじゃないの!!よかった!!
この日は帰りが遅かったのでご近所迷惑もありますし、20発くらい測定してメモもしてませんが、
概ね94～92mpsを確認しまして、引き続き安定してるみたいです。

これで初速低下の原因は「シリンダー内シリコンスプレー」で確定でいいでしょう。
ああ、何だか結構単純なミスだったなぁホントに。

初速に関しては理想より気持ち低めですが、サバゲでの使用には問題ない数値ですし、
無事に今回のカスタムは納得のいくところで終了。一安心。

あとは、同様の症状が出てたマルイ AK47Cも同じ原因だと思われますので、
近々フルメンテナンスして、また理想の状態に持ってこようと思っております。

言うても次回サバゲが恐らく12月、1回だけしか無理そうなので撃ち納めになりそうでして、
年内に全てのトイガンのトラブル解消と完全なオーバーホールを実施したいところです。

あ、だってもう12月になっちゃうもの!!てかこの記事出てる時はもう12月かっ!!

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