Sassowです。
→前回は「シム調整」の必要性を熱心に訴えました。
某野々村さんよりはがんばったつもりです。
あれ?ヤーマァーネェー?
今回は実際に「シム調整」をやってみよう篇ということで、
ワタシなりのシム調整方法についてお話をさせていただきますので。ので!!!
色々やり方がweb上にあげられていますし、
きっちり調整出来ればオッケーなハズなので正解がわかりませんが、
色々調べて納得した方法を少しご紹介させていただきます。
また今回も参考例として「メカボックスver.3」の画像を使ってます。
相変わらずのAK好き、ver.3好きです。
①シムの準備
使っているのはLayLax プロメテウス シムセット。
種類は0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.5mmの4種類が入ってます。
マルイ純正では0.15mmまであり、ホントは欲しいのですがとりあえずコレで事足りてます。
より細かく調整したい方は色々探してみてください。
商品は1つの袋にすべてバラバラに入っているので、まずは厚さ別に分けましょう。
0.1mmと0.3mm、0.2mmと0.5mmは外径が一緒ですが見た目の厚さで判別できます。
②メカボックス、軸受、ギアの準備
シム調整の段階ではグリスは不要です。
グリスはバッテリーを繋いで動作確認するときに塗ればオッケーです。
メカボックスには軸受を装着しておきます。(→コチラで軸受交換についてご紹介)
シム調整に入る前に一度軸受に1枚ずつギアを入れてみましょう。
そして「ギアとメカボックスが干渉していないか」と、
「手でギアを回してみて水平に回るか」という2点を1枚ずつ確認します。
水平に回るかは、極端にフラフラ回らないかというのを確認してください。
この2点がもしダメだったら軸受が水平に入っていないか歪んでいることになりますので、
軸受の装着し直し、または交換しましょう。
オッケーならばまたギアを取り外して、いよいよシム調整に入っていきます。
③シム調整その1「スパーギア」
最初に調整するギアは「基準」です。ワタシはスパーギアから調整してます。
ベベル基準だと、セクターまでにはスパーを挟まないと動作は伝わりませんが、
スパー基準だと、セクターもベベルもどちらも直接動作が伝わっているからです。
基準の隣のギアなので調整のズレも少ないという考え方になります。
その考え方にすごく納得したので、スパーギア基準を採用してます。
スパーギアはとりあえず0.2mmを下に敷いて始めてます。基準でとりあえず。
0.1mmでも良いかもしれません。ただ下は薄めでオッケーです。
この時点で、一度メカボックスをネジ止までしてきっちり閉じます。
指やドライバーをトリガーやシリンダー装着部あたりのスキマから入れて、
ギアを手動で回してみます。回転の動作確認です。
この段階では恐らくスムーズにくるくるーっと回りますので、その感覚を覚えておきます。
回らなければもう軸受交換からやり直したほうが良いと思われます。
また、ギアを横から突っついてみてどれくらいのスキマがあるか確認します。
当然この段階ではカタカタと鳴る余裕があると思います。
シリンダーがないのでそこから目視も出来るハズです。
出来るだけスキマなくスムーズに回ること
1枚ごとのギアのシム調整の目標は「スムーズに回る + 出来るだけスキマなし」です。
スムーズなギアの回転の仕方を記憶しておいて、それを維持しながら、
突っついてもカタカタならないようスキマを埋める為にシムを増やしていくことになります。
といっても、全くカタカタならないのは恐らく無理です。
回転が鈍くならないギリギリのシム厚を目指して、シムの枚数を増やしていきましょう。
メカボックスを開けて、スパーギアの上に適当にシムを乗せて、
またメカボックスを閉じてネジ止め、回転の確認とスキマ確認。
これを何度も繰り返して「スムーズに回る + 出来るだけスキマなし」になるまで、
シム厚を少しずつ増やしていきます。
メカボックスは必ずネジを締めてから
面倒だけど、シムを0.1mm増やすごとにメカボックスを閉じて確認することをオススメします。
初めのうちはいきなり増やすと混乱します。ワタシなんて未だに混乱します。
ちなみに、スパー下のシムは基準なので基本的には変更しないようにします。
また、シムの枚数ですが、例えば0.2mmと0.3mmの2枚を使って0.5mmにするよりは
0.5mm1枚だけの方が枚数が少ない分抵抗が減ります。
このようにして、スパーギヤのシム調整が終わったら次はベベルギアの調整ですが、
ちょっと文字数が多くなっちゃったので次回に続きます。
と言っても、あとは似た作業なので内容は薄くなっちゃいますけども!!!
気持ちは全然薄くなりませんので♥
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