Sassowです。
ウチのアパートは全6棟の3階建てなんですけども、建物のエントランスにオートロックが付いてます。
中から外に出る時は自動ドアで開きますが、外から入る際は入り口のキーを差し込まないと開きません。
あとはインターホンで家の中から開けてもらうという、一般的なオートロックの自動ドア。
事件は、仕事から帰り着き、ドアの前で仕事カバンから鍵を取り出そうとしたときのことです。
ウィーン
開いたんですね、自動ドアが。
あら、誰か外に出るタイミングだったかしらと顔を上げると誰もいない。
すれ違った気配もないし、虫もいないし、ただ徐ろに開いて、そして徐々に閉まり始めました。
気温も上昇、ヤツらもいよいよスタンバイオッケイということでしょうか。マジ無理ですワタシ。
さて、間が開きましたが、連続でお送りしておりました「マルイ 電動USP」のカスタムのお話ですけども、
→先日の記事でようやく性能については理想の数値を見ることが出来ましたというお話でした。
ここで改めて理想の電ハンについておさらいいたします。
★理想のレーザービーム電動USP★
●初速83m/s前後
●サイクル15rps(そこまで拘らず)
●有効射程30m
●CQCホルスターの採用
ということで、項目としてはまだ「CQCホルスターの採用」が残っております。
本日はそこのお話から始めたいと思いますので、検討中の方はご参考までに。
さて、ワタシのマルイ 電動USPは初速稼ぎの為に、
純正112mmより長い「PDI X-FIRE RAVEN01+インナーバレル 122mm」を使ってます。
で、これがそのままだとフレームから飛び出ちゃうので、
「東京マルイ 電動USP用マズルアダプター」を使って延長分をカバーしているという状態です。
(詳しくは→【マルイ 電動USP】第1回カスタマイズ祭り③ オプション&計測篇でお話しました)
そして、このアダプターがあると、一般的なCQCホルスターに収納しようとしても、
上部の20mmレールがホルスターと干渉しちゃってて、ホルスターを使えないというのを知ってました。
試してないんですけども、上部だけじゃなくてサイドも干渉するかもしれません。
「CQCホルスターは使ってみたい。カッコいいもの」
「でもこのアダプターを外すとインナーバレルが剥き出しになる」
「裸は女性だけで十分」
「20mmレールは今はいらない」
「で、社外のサイレンサーなんかも自由に使えると気分がいい」
「よし、加工やね」
ということで、加工に当たり条件を考えます。
★CQCホルスター+マズルアダプターの条件★
①インナーバレルの延長分はカバーする
②サイレンサーを使える逆ネジはそのまま
③将来20mmレールが使いたいときがきても対応できる
で、考えついた結果がこちら。
こうすれば、マズルの延長部分はそのままだし、サイレンサーも使えるし、
20mmレールが使いたいときはその部分だけ取り付けられればオッケイじゃないか。
我ながら完璧なアイディアだわ。この智恵を女性口説きに活かしたいくらいだわ。
20mmレールを付けたままだとCQCホルスターには入れれませんが、
それはそれで置いておきましょう。そのうち考えよう。
早速、マズルアダプターの切り出し作業に入ります。
プラ樹脂を切り出すにはやっぱりプラモ用品のタミヤさんのモノに限ります。
近所のプラモ屋で「タミヤ カッターのこⅡ」を入手。
直線にザクザク切れます。快適です。
円形に切り落としたかったのですが、カッターのこでは円を描けません。
なのでそこは大まかに方向を変えるために「タミヤ クラフトツール 精密ピンバイスD」で穴を開けて、
そこからまた円に沿うようにしてカッターのこでザクザクやっていきました。
これを繰り返して大まかに切り出します。
いびつです。いいんです。この辺は金属ヤスリでどうにかなるはず。
早速金属ヤスリでどちらも断面を整えていきます。
あんまりキレイになりませんが、いいんです。暑いし。
でも一応もう少し見た目に良くないと気分がノリませんので、ペーパーヤスリでゴシゴシします。
今回は「タミヤ フィニッシングペーパー 800番」がウチにあったのでそれを使いましたけども、
キレイに仕上げるのであれば、400番→800番→1000番くらいに順番で仕上げていくと良いと思われます。
1枚で済ますならば400番か600番あたりでしょうか、800番だと少し細か過ぎ?
おおよそ仕上げたら、あとはマズルをスライドに接着。
ここでもタミヤさんにお世話になります。「タミヤセメント ABS樹脂用」です。
通常の接着剤でもいいんですけどもABS樹脂用なのでよりくっつきやすく、
粘度があり多少硬度が保たれる可能性があると思われます。多分。
ビタっと接着。完全に硬化する前に本体に取り付けて、バレルと干渉してないか確認しながら接着。
この「タミヤセメント ABS樹脂用」は粘度が高く、いびつな削り出しで出来た隙間を埋めるのにも役立ちました。
あと、ちょっと気になったのが接着剤で白くなった部分。
いびつな削り出しとはいえ、あまりにハンドメイド感がたっぷりすぎる。
ということで塗装。「タミヤカラー エナメル XF-1 フラットブラック」を使いました。
エナメル系塗装は塗り過ぎるとプラに侵食し「パキッ」といっちゃうときもありますので、
ある程度塗れたら厚塗りはイケません。
これで乾いたら完成。早速本体に取り付けてみます。
ノーマル状態にそのままマズルがくっついただけという、見た目にもクールな出来上がり。
マズルアダプターに付属している逆ネジカバー(?)も同色で塗ったので、違和感はなし。
これで20mmレールを使いたいときはマズルアダプターの残りの部分を、
通常通りネジで取り付ければオッケイというアタッチメント状態に出来ました。
いつでも合体可。たまらんですな。
これで先程の条件を全て満たしながらCQCホルスターを運用できるように。
いやー今回のカスタムはなかなか大変気に入っております。
あとはCQCホルスターを手に入れればそれでオッケイじゃないの。
なんて素晴らしい。これでワタシもサッと取り出してバッと構えて、バキッと撃てる人になれるわ。
この方の擬音特集笑えたなー。またやってくんないかな。
ただ、手に入れたCQCホルスターがちょっとした問題がございまして。
なかなか一筋縄では使えるところまで行かないのがワタシ流。
次回はそのCQCホルスターのお話でございます。
Recommend:
バレル延長するならコレは必須かも。
素晴らしい技法です!
CQCホルスターとUSPにサプを付けるのを諦めていた自分にはかなりの衝撃でした。
是非参考にさせて頂きます!!
MTMさん、こんばんわ。
コメント&お褒めいただきましてありがとうございます!!
実際にちょっときちゃない仕上げでしたので、どこまでご参考になるか…。
ワタシの場合接着が甘めでアダプター先端が取れるという悲劇も起きてますので、
接着前に面を紙ヤスリでペーパーがけするか、
接着剤をしっかりしたセメントでチャレンジされてもいいかもしれません。
また改良次第、近々ご紹介出来ればと思いますが、
こんなんでも、何かお役立ていただければ幸いです!!
ご返答ありがとうございます!
同じUSP仲間を見つけらてうれしい限りです。
カットした部分の面積がもう少し広ければ小さなネジ止めも可能だったのでは…と考えておりました。
部分よりも面でカットして貼り付け&ネジ止めと構想しておりました。
自分の電動USPは現在壊れておりますので冬に買い替え(これで三丁目)てから実行させて頂きます!笑
電動だと給弾不良が多く、固定ガスのUSPが動く限りはガスで行こうかと。
いつも楽しく読ませて頂いておりますので今後も宜しくお願い致します。
MTMさん、こんばんわ!!
まさにその通りで、ネジ止め部分が小さかったのと接着剤選びが問題でした。
実は手元にもう替えのアダプターはあるんですけども、
最近地味に忙しく作業出来てません…笑
面カット+ネジ止めだとある程度サバゲでどこかにぶつけても強度から安心かもですね!!
そう!!そうなんすよねー!!
ワタシも中古で買ったこともあるのか給弾がたまに不安だったり、実はマガジンをきっちり挿せてなかったりと色々あるんで、最近ではSOCOM Mk23がお気に入りです。
是非USPでイジった後はまた教えてください!!
何ならあれこれ愚痴なり工夫なりここでいただけますと、
すぐネタに出来るのでワタシも安心です!!
有り難いお言葉です、最近忙しさにかまけてるのでまたぼちぼちやっていきます!!