2022年4月から関西に移住してます…単身マン。

【CYMA AK47】原因不明の初速低下② 原因はシリンダーのグリス?篇

革小物はオロビアンコが好きな、Sassowです。

ところでこの「今夜、あの娘を撃ち抜くために。」という、どんな下ネタや!!と言われかねないフザケたブログ、
PCで御覧頂いている方だと恐らく字が小さいのではないか、と。

実は、割りと最近文字数が多い記事が多いので申し訳ないんですが、少し故意に小さくしてます。
なので見づらい!!とお思いの方、お手数ですがキーボードの「Ctrl」+マウスホイールを上に回してください。

一度文字を大きくしてみたりしたんですが、それはそれで逆に見づらいの。
ということでとりあえずこのままいきますので、セルフサービスでスミマセン。

謎の初速低下の原因は何?

前回からCYMA AK47について、
初速95mps計測できたのに、10時間経つと-8mpsになってそのまま安定する」という現象に苛まれ、
でもイマイチ原因が分からないというお話をさせて頂いております。


尚、時間の経過については正確ではなく、最初の測定から次の測定がたまたま10時間だっただけで、
もしかすると1時間後に低下してるかもしれませんし、5時間後かもしれません。
ただ、翌日には必ず8mpsくらいは低下しているという現象が何度か続きました。
P_20161126_182808_HDR
不調なマイAK47。ただし一番愛着のあるトイガンです。

原因が分からないのでどこを作業しようかと思いつつ、事が動いたのは、
ちょっとグリスが無いなぁと行きつけのトイガンショップに足を運んだときのこと。
多少顔馴染みになったであろうワタシですので、ショップの店長さんが何気なく話を触ってくれまして。

店長「最近どうです?イジってます?」

ワタシ「やってますやってます。割りと最近は思い通りいくことも増えました」

ワタシ「あ、でもイマイチ原因わかんない現象があって…こんなんあります?」

この一連の現象を説明します。で、会話の中で原因を探っているところでひとつ出てきました。

店長「グリスの塗り間違いとか、そもそも大きな何か勘違いとか」

店長「例えばシリンダーのグリスって何をどれくらい使ってます?」

ワタシ「あ、そういやシリンダー内のグリス、最近スプレーにしてますね」

店長「あ、それじゃないすか?シリンダー内にはだいたいシリコンスプレーはダメっすね」

ワタシ「え、どっかでそれ見て最近そういう作業してたんですけども…」

店長「あーシリコンスプレーだとすぐ飛んじゃうんでオイル切れしちゃいますね」

ワタシ「マジすか。それダメだったんすね」

店長「あ、もしかするとですけど、最初はシリコンスプレーがシリンダーからHOPパッキンに飛んでて、
   そのオイルでHOPパッキンとBB弾の抵抗が無くなってて初速が高かったんじゃないかなぁと」

店長「で、オイル切れしたところでパッキンの抵抗が元に戻ったからある程度初速が落ちて、
   でも他に特に問題はないからその初速で安定してたとか」

ワタシ「!!」

シリンダー内部にシリコンスプレーはダメ

長くなっちゃって申し訳ありません。

つまりシリンダー内部へ塗るグリスがシリコンスプレーだったのでダメだったんじゃないかという推察です。
そういえば何故かこのCYMA AK47はそんな作業してました。

一般的にシリンダー内部へはシリコングリスを塗るのが正解だとのことで、スプレーはダメらしいです。
ワタシも今まではシリコングリスを塗ってたんですが、そういえば最近の作業で急にスプレーし始めました。
どこかのweb情報を見て取り入れた気がします。

確かこのブログにはスプレー推奨した記事はないと思いますが、もしあったらごめんなさい。
見つけたら順次追記しておきますのでごめんなさい。

で、このグリス違いによって、今回の初速低下の原因はコレじゃないかと推察されました。
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だから時間の経過撃った弾数によって最初は高い初速だったけど、
後から初速が下がったんじゃないかという予想。なるほど確かに納得がいくような気がします。

また、シリコンスプレーをシリンダーに使っているとチャンバーパッキンのHOPにも影響しているハズなので、
弾道が不安定だったり、HOPが掛かりにくかったりする現象も起こるそうです。

実は、マルイ AK47Cも似たような初速低下が起きていて、
一度サバゲで使おうとしたら、やたら左右に曲がったりHOPが効かなかったなぁと思い出しました。
確か同じようにシリンダー内部にシリコンスプレーを吹いていたような。

このCYMA AK47が上手く仕上がったらマルイ AK47Cも作業してやろうと思っております。

とりあえず予想される原因が分かったし、どちらにしろ明らかなミスも判明したので、
久々のメカボックスオープンで作業していくことに。

フル洗浄で組み立て直し

まず、どこにオイルが飛んでいるか分からないので、とりあえずメカボックスもチャンバーもフル洗浄
パーツクリーナーでグリスを飛ばして、洗えるところは台所洗剤で油分を落としました
また、パッキンなどゴム系パーツもお湯と洗剤で完全脱脂。ゼロからグリスを塗り直していきます。
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キレイなメカボックスは割りと気持ちがいい。

シリンダー内部
問題のシリンダーは内部を一度★ピカール金属磨で研磨。
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そして、グリスを塗ります。
グリスはショップ店長から頂いた現在廃番になったというモノ。かなり良いらしいので手に入らないのが残念。
教えて頂いたように指で内側に塗り込むようにグリスを塗りました。
BlogPaint

HOPパッキン
また、HOPパッキンも丁寧にグリスを塗り、外側にシリコンスプレー。
BlogPaintBlogPaint

基本的にシリンダー内部以外はグリスの塗り方の変更やパーツ交換はせずに作業しました。

トラブルの原因が予想通りであれば、今回のメカボックスの状態は、以前の状態からHOPパッキン内部にシリコンスプレーが無くなっただけなので、
ここで計測すれば86~88mpsと初速低下状態の数値が最初から出るはず。

このくらいの数値が出れば、原因がシリンダー内部のグリスにあったことをほぼ確定できます。

シリンダー内部のグリスを変えて再計測

緊張しながらも一度全部組み上げて、再度初速を測ってみます。

「スパン!!」
P_20161127_121322_vHDR_On

「出た、85mpsや…」
はい、出ました。予想通りの数値頂きました。

ということは「シリンダー内のシリコンスプレーがHOPパッキンに飛んで抵抗がなくなって初速が上ってたけど、
オイル切れでHOPパッキンの抵抗が出てきて初速が落ちた
」説は正しかったんでしょう。

なので、今回の「時間が経つと初速低下」の原因は、
シリンダー内部のシリコンスプレーということでオッケイだと思われます。

便秘のときの1週間ぶりのスッキリみたいな爽快感。
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ワタシ、かなり強力な便秘持ちですので。

あとはスプリングを変えるなどして、理想の数値まで届かせればオッケイです。
原因が解ればもう単純作業ですので。

何か特別な事をした訳ではないんですが、初速調整のお話は次回に。
長くなっちゃったからね!!そして引っ張りたいからね!!

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15 Comments

りゅうまる。

こんばんは、Sassowさん。

個人的に黒背景にに白抜き文字が見やすいです。

へー、そんな初速低下もあるんですねぇ。
ていうかグリス回ったら8m/sも上がるとか、そっちに驚きです。

前に何一つ交換する部品無し(グリスアップだけ。)で分解組み立てした
AK(箱出しでノンホップ89m/s、組み立て後は90m/sちょい出たかな?)があるのですが、
チャンバーにグリスが回ったような症状が出ました。

セミオートでいくらホップ掛けてもまともに飛ばなくて、なんでだろう?と、
今度はフルオートで撃ってたら急に飛ぶようになった・・・グリスが飛んだんだと思います。

まだグリスは飛びきってなかったので、弾道はあちこち飛んだけど、
300発も撃ったら同じ所へ飛ぶようになりました、ほぼグリスは飛んだと思います。
それでもノンホップ90ちょい越えと、初速は変わらず・・・というのがありました。

ちなみに高粘度グリスは使わず、全てシリコンスプレー吹いただけで組んだ事もあります。
その時は組む前より2m/sほど上がった・・・というか、まぁほぼ誤差の範疇ですが。
それでも組む前の初速より落ちることは無かった記憶があります。

どうにも腑に落ちない、他に原因があるように思えるのですが・・・。
やはり添い寝は必要だと思いますね、ええ、確実に拗ねてます。
それこそ3日と言わず、一週間くらい続けられてみてはいかがでしょう?

もうすぐやって来られると思われる大御所様のアドバイスがとても楽しみ。
ボケてくれるのを期待しましょう!(笑)

りゅうまる。

返信する
Sassow

りゅうまる。さん、こんばんは!!

確かにりゅうまる。さんとこのコントラスト、そうですね!!
ワタシも何度かやってみたりしたんですが、結局色は爽やかアピール中でこのカラーです。
が、デザインに悩むんですよね最近になって笑

実はワタシもこの現象に関して、HOPパッキン内にシリコンスプレーが飛んだとしても、
そこまで初速が上がるのかという点は疑問なんです。
正確に言えばHOPパッキンとBB弾そのものにもグリスが飛んでたハズなのですが、
じゃあ10mps近く上がるものなのか?というのが引っ掛かってはおりまして。

でも、以前と違う作業をした点というとそれくらいしか思いつかないんですよね、どうしても。
今回グリスを変えてみて、初速が85mpsと一旦上って落ち着いた状態と同様の数値だったので、
やっぱり抵抗が通常通りだとこの性能なのかと思うと、じゃあコレだとなんか納得しちゃうなぁというのが今の正直な感想です。

正にそれです!!
りゅうまる。さんのAK同様、確かに弾道は安定しなかった記憶がちょっとあります。
この時、いつもと同じくらいHOP掛けても全然ダメで多めに掛けました。
シリコンスプレーだったにしろ違うにしろ、ある程度余分なグリスは飛ばしきってからが正確なそのトイガンの弾道なんだとつくづく思い知らされました。

いやぁコイツがスネますかねぇ?
何度も何度もワタシを裏切ってきたコイツですので、逆にワタシがスネたいくらいですもの。
ベースは1万円切ってるのに気付いたら何だか高級品になっちゃって…タントがいつの間にかヴェルファイアみたいな内装になっちゃったアレみたいなイメージですもの。

確かにトイガン界隈の有名人の御方のご意見が聞けるかもしれないと思うと、
正直ちょっと嬉しいところです…他力本願でなんですけども正直有り難い…笑

返信する
南木

Sassowさん、りゅうまる。さん、こんにちは。南木です。

原因は一体なんだろな? と思っていたら、グリスですか!
#いや、この場合スプレーですか?(笑)

シリンダー内のグリスはね、性能に影響するんですよ。グリスはイロイロ難しいですが、今回はスプレーとチューブの違いについてのみ説明します。
#話しが広がるとややこしいので、場所もシリンダー内に限ります。(^^;

まず基本中の基本として、シリンダーにスプレーはダメです。
#ダメよ~、ダメ・ダメ! です。(懐)

なぜダメなのか? チューブとスプレーの違いを理解すれば、おのずと答えは出てきます。

まずチューブのグリスは、指で塗り広げることを前提としているので、かなり硬くて流動性は低いです。この硬さと流動性の低さでシリンダー内壁に層を作ってこびり付き、ピストンとの間に多少隙間が出来ても、グリスが隙間を埋めてキッチリと気密を確保してくれる訳です。
#「厚い層でこびりつく」ココ大事です。

同じ主成分でも、スプレーはかなり柔らかくて流動性が高いです。硬くて流動性がない場合だと、スプレーした時にウ○チのようにブリブリ垂れ流しになるだけで、きれいな霧状になりませんからね!

柔らかくて流動性が高いと、吹いた瞬間はシリンダー周りにまとわり付いて気密を確保してくれますが、層自体が薄い上にすぐに流れ出るので、銃を動かすたびに減っていくし、また日が経つとほとんどシリンダー内に残っていません。

こうなるとシリンダー内に隙間があっても、十分にその隙間を埋めることが出来なくなり、空気漏れが発生して初速は下がっていってしまう訳です。つまりスプレーでは、気密を確保するというもっとも大事な仕事が出来ない訳です。
#ちなみに隙間の出来る・出来ないはランダムなので、初速や弾道も安定しなくなります。

ココまでが基本です。応用編は、次回に続きます。(笑)

南木

返信する
南木

Sassowさん、りゅうまる。さん、こんにちは。南木です。

応用編です。(笑)

同じスプレーでも駆動系に使用する特殊グリスは、駆動の回転で弾き飛ばされないように粘りのあるグリスとなります。このグリスは流動性こそありますが、その粘りでシリンダー内にこびり付いてくれます。このようなスプレーであれば、小まめなメンテさえ心掛けていれば、シリンダー内に使用しても問題はありません。

た・だ・し! 必ずグリススプレーを使うこと! オイルスプレーはダメです! オイルは層が薄い上に、揮発して長期間残りません。

もしオイルスプレーを使う場合は、しっかり粘度やちょう度を確認し、数日・数千発は使用に耐えることを確認すること! またゲームなどの使用前日には、毎回塗りなおしを行うこと! などの条件が付きます。

結論として、グリスの性質を十分に理解して、また実際にどれだけの日数・弾数まで気密の確保が出来るかチェックできていれば、スプレーでも失敗することはありません。

逆にそこまで詳しく分からないという場合は、チューブの方が無難です。

もちろん、一概にスプレーだからダメとか、チューブだから安心とは言えません。一番大切なのは、やはり実際にどれだけの日数・弾数まで気密の確保が出来るか、自分でチェックすることですから。
#チューブ入りのグリスでも、メーカーによって性能は大きく変わりますので。

以上えらそうに講釈を垂れましたが、自分の銃と他人の銃は、パーツも整備も使い方も千差万別。だから同じパーツやケミカルを使っても、同じ結果になるとは限りません。

自分でやらなきゃわからない、だから自分でイジるのが楽しい訳ですが。(笑)

南木

p.s. HOPパッキンに付くグリスやオイルは、それはソレでまた別の問題も引き起こしますので、まったく無関係ではありませんと付け加えておきます。(^^;

返信する
りゅうまる。

おはようございます、Sassow さん、南木さん。

いやはや・・・大変勉強になりました。
基本、応用までご教授して頂けるとは・・・コピペ頂ました!(笑)

以前、電拳さんトコのグリス検証を読んでました。
自分が使ってるグリスが、いまいち酷い結果だったのが悲しかった。(笑)

私の場合、銃そのものを酷使するわけでもなく、分解組み立てをするのは
構造を自分で把握しておきたい、どうなってるのか見てみたいと好奇心からやってます。

出戻って中華を購入する際、箱出しでは壊れて当たり前くらいに聞いてたので
ショップに随分お布施をしてたのですが、欲しい銃全てにお布施を上乗せしてたら
トンデモな額になってしまうし、それなら自分でやってしまおう、構造が分かってるなら直せるかも
から分解組み立てをするようになりました。

ただ分解組み立てするだけです、ぶっちゃけ性能うpは正直要りません。(笑)
的撃ちするだけの、あとは飾るだけの銃であっても、壊れるかもしれないというのが嫌なだけで。

ブログのネタ的には多少の性能うpはあったほうが華があります。
組み立てました、初速落ちましたというお蔵入りになった銃が何本あるか。(笑)

ちょっと真面目にメンテしてみたくなりました。
AZシリコングリス買ってくる!(笑)

返信する
Sassow

南木さん、こんにちは!!
そしてコメントありがとうございます!!

あの、ホントにありがとうございます!!
なんだかこう…「このパーツにはこのグリスを使いました」という記事は色んなところ見るんですが、「何故これじゃないといけないのか」という話はあまり見ることがなく、
特にスプレーに関しては非常に苦手で今回もあっさりミスするくらいですので、大変勉強になりました!!

おそらくワタシが見たスプレーとはオイルではなくグリススプレーだったんですね。
いや、お恥ずかしい… んですけどもまたひとつ面白くなってきたというのが今の正直な気持ちです笑

シリンダー内は定期的にグリスアップして、自分が塗ったグリスの性質や量と性能が低下するタイミングはしっかり測るべきだということですね…。
いやーコレは朧げにでも何となくのタイミングを知りたいなぁ、ヤバいですよ、ここ辺理解し始めればかなりトイガンイジリ楽しくなりそうですよ!!

あ、申し訳ついでにもしお聞き出来るならば…
ということは今回の場合だとシリンダー内での初速低下とパッキンの抵抗変化でこんな感じで初速が変化したということになるんでしょうか?

また、グリスでもシリンダー内は気密確保の為のグリスということは多少粘性がある方がいいと思ったんですけどもどうなんでしょう。というか、同じシリコングリスでも気密確保には粘性があるグリス、可動部の潤滑には割とさらりとしたグリスという考え方は微妙に間違いということになりますでしょうか?

あれ…ワタシももう一度電拳さんにお邪魔して、各グリスの塗り方を勉強し直さないといけませんでした!!

返信する
Sassow

りゅうまる。さん、こんにちは!!

ホントですよ、りゅうまる。先生の前フリも南木先生の講義も劇的ですって!!

トイガン歴1年、最初は見よう見まねでグリス塗ったりしてて最近は地味に独自解釈が入ってきて、ここで基礎があやふやだったので凡ミスを働いてしまいまして、
ワタシもまた少し仕組みを理解したところで次の段階に進まないといけませんでした。

遠い遠いお二人の背中が、15倍ズームを覗けば何とか見えるところに…来てたらいいなぁと笑

このメカボックスいじりもワタシはサバゲで使う前提があって、性能を追うのか使い勝手なのか安全性なのかって人によって方向性が違って、だから技法も変わってくるってのが面白いなぁと思ってたりします。

確かに、ブログ記事としては目に見えて何かが変わった方が見栄えはいいんですよね笑
逆にワタシの場合はいっぱい失敗で恥晒し&ご指導を頂けてるのでありがたい限りです。

りゅうまる。さん、東北もよいですが九州も良いですよ!!
メンテトイガン担いでサバゲどうですか!!笑

返信する
りゅうまる。

こんばんは、Sassowさん、南木さん。

大御所様は基礎から応用まで出し惜しみなくご教授下さいましたね、びっくりです。
少しはボケてくれるかと思ってましたが、微塵もなかったですね。(笑)

自身の培った検証実績を、誰の目にも晒される事のないブログのコメント欄にて
大変貴重なヒントを頂けた事には私にとっても有益であり、嬉しく思います。
つくづくここでコメント荒らししてて良かったと思います。(笑)

Sassowさんは何か勘違いされてます、私も初心者ですよ?
出戻りとはいえ、カスタムなんぞやった事ないし、いじりもネット情報&自己流です。
ただ、あれもこれもと節操なく迎えてるだけで、増えてる分を見てきたというだけです。
エアガン歴何十年の大御所様と一緒に並べられたら、こちらが恐縮してしまいます。

まぁ、散財ご愁傷様という所は似てるかもしれませんが。(笑)

九州ですか、いいですね!
途中で南木さん拾って九州まで遠征しますか!

九州で温泉めぐり・・・最高ですね。
妻の母方の実家が熊本なんです、機会があれば行ってみたいですね。

ていうか、Sassowさんの遠征もありでしょう!?

(・∀・)ニヤニヤ

返信する
南木

Sassowさん、りゅうまる。さん、こんにちは。南木です。

前回は前・後編と二つにコメントを分けましたが、それでも800文字規制に掛かってしまい文章を端折って掲載しました。もし分かり難い点があったら、申し訳ない。(^^;
#今回もまた端折ってます。(^^;

りゅうまる。さんのおっしゃるように、自分で銃をイジる人は、銃の構造をちゃんと理解していると思います。ただ、銃の性能を100%引き出そうとするなら、銃の構造だけではなくケミカルや電気・各種素材の性質までも理解する必要が出てきます。

たとえば、ケミカルを変えたら馴染ませるため数百発の慣らしが必要です。この慣らしで余分なケミカルを吐き出させ、ケミカルを適量で安定させるからです。
#塗って終わり、ではダメなのです。

慣らしを行えば、当然チャンバーやバレルが汚れるので、これを清掃しないと正確な初速の計測は出来ません。
#慣らしは汚れる、当然ですね。

またメカボックスを分解してスプリングを取り出すと、取り出している間にスプリングが伸びて若干ですが初速が上がってしまいます。このため正確な初速を計測するためには、メカボックスを閉じた後にスプリングを慣らすための運転を行い、またその後24時間以上寝かせてスプリング(とケミカル)を落ち着かせる必要があります。
#スプリングの性質も、理解しないと!

ここまで実行出来ていれば、おそらく今回の騒ぎはなかったのではないかと思います。
#スプレーしたら初速が下がった、というオチで落ち着いていたでしょう。(^^;

ここまで出来れば一人前ですが、ただ実際にココまでこだわる人は、ほとんどいないと思います。それこそショップの有名チューナーや、暇を持て余している変人くらいでしょう。(笑)
#その変人が、ココに一人いますが。(^^;

今回の一件が、Sassowさんとりゅうまる。さんのレベルアップにつながれば幸いです。(^_^)

南木

返信する
南木

Sassowさん、りゅうまる。さん、こんにちは。南木です。

すみません、また前・後編に分かれてしまいました。(^^;

ちなみに、シリンダー内のグリスを塗り替えた後は、慣らし50~100発ごとにチャンバーやバレルを清掃して汚れをチェックします。適量なら、100発も撃てばそれ以上汚れることはありません。

100発以上撃ってもまだグリスで汚れる場合、グリスが多すぎます。次回塗る際は、グリス量を減らしましょう。

もし300発以上撃ってもまだ汚れる場合は、そのグリスはシリンダーに向いていません。変えましょう!(笑)

チャンバーが汚れているとどうなるか? パッキンが「滑る」ので、余計にHOPを掛けないといけなくなります。余計にHOPを掛けるとBB弾への圧力も強くなり、ちょっとした「滑り」具合の違いでも初速や弾道が大きくブレることになります。

これは適正なHOPだとBB弾への圧力も少なく、圧力が少ない状態なら滑っても初速や弾道に与える影響は少ないからです。

以上を踏まえた上で、「シリンダー内での初速低下とパッキンの抵抗変化でこんな感じで初速が変化した?」との質問には、チャンバーを確認してください。もし汚れていれば、シリンダーとパッキン両方が原因です。汚れていなければ、シリンダーが原因です。

「同じシリコングリスでも気密確保には粘性があるグリス、可動部の潤滑には割とさらりとしたグリスという考え方は微妙に間違いと?」との問いには、「実際に試してみないと分からない」というのがわたしの答えです。(^^;

見た目や手触りで良さそうと思っても、実際に使うとダメだったり、逆にダメそうなグリスが実は良かったり。もう見た目や手触りでは、判断できません。実際に試す、これが一番です!(笑)

なんだか偉そうに講釈垂れながら、「やってみなけりゃ分からない!」という無能な回答で申し訳ないです。(^^;

南木

返信する
南木

Sassowさん、りゅうまる。さん、こんにちは。南木です。

800文字規制、厳しい! 端折りまくっても、まだ書き足りない。(^^;
#本日三度目のコメント、スミマセン。(笑)

いやいや、わたしは偉そうにイロイロ書き込んでますが、所詮は「知ったかぶり」してるだけですから。間違いもたくさんあるので、鵜呑みにしないで下さい!
#ネットの情報は疑ってかかるくらいがちょうど良い、って言いますよね。(^^;

あと、「#ダメよ~、ダメ・ダメ! です。(懐)」でボケたつもりなんですが、ダメですか?(^^;
#実はこれまでの書き込み、すべて嘘です! という壮大なボケだったら嫌ですね。(笑)

ちなみに、わたしは情報の出し惜しみはしません。昔はわたしもネットの情報に大いに助けられたので、今はその恩返しが少しでも出来ればと思っています。(^^;
#颯爽とカッコいいこと言ってみました!(笑)

なお、わたしも今は初心者級です。いや、電動ハンドガンに関しては上級者を名乗れますが、ここ10年以上は電ハン・コン電以外触ってないので、ノーマル電動や次世代なんかに関してはもう浦島太郎状態で、最新セオリーには付いて行けません。(^^;
#ということで、初心者三人で仲良く上級を目指しましょう!(^_^)
##散財度合いでは上級者?(笑)

九州は温泉どころですものね! でも関西にも有馬温泉がありますよ! 名古屋にだってナガシマスパーランドがあるじゃないですか!
#ナガシマ……っあれ?(笑)
##しかも愛知じゃなく三重だし。(^^;

ということで、温泉めぐりもいいかもしれませんね。
#何か目的が違ってる?(笑)

南木

返信する
Sassow

南木さん、りゅうまる。さん、おはようございます!!

そして、丁寧にご回答いただいてありがとうございます!!
なるほど…やってみないと分からないというお言葉が自分の甘さと納得というところを感じました笑

前回頂いたコメントも含めて、ちょっと実践して感触を確かめながら、グリス選びも今一度徐々にですがやっていこうと思いました!!
なんせ、来週末までに全てのトイガンをオーバーホールする気でおります故。

ワタシもそうなんですが、昨今のサバゲブームによってトイガン界隈に入ってきた方々が絶対に増えているハズな訳で(基本的にサバゲに行くと毎回初サバゲです!って人が何人かいるんです)そうなるとイジり始めた方も多くいらっしゃる中で、
今回のコメントの内容ってすごく有り難いと思いました。

やっぱり経験していかないと実感できないこともあるんでしょうが、基礎知識があるかどうかで伸びしろは大きく違うと思いますし。

またまた恐縮ですが、個人的に忘れっぽいのもありますので(!)、
お言葉をお借りした記事をまとめたいと思ったりしておりますが、どうぞ引き続き颯爽とご許可いただければと思います…笑

りゅうまる。さん、お陰で明らかにコメント欄が盛り上がりまして何もないワタシの記事が、
イイ感じのレベルアップ記事になってますので笑
全然荒れてないですって!!

続!!

返信する
Sassow

続き…

ただ、お言葉ですけども、お二方とも「初心者」は無理がございますよ?
明らかに無理ですよ?所持されているトイガンだけでなく、作業や知識も含めてお二方が初心者を名乗っちゃうとワタシら駆け出しは生まれる前くらいですよ…?細胞レベルですよ…。
せめて生まれてたいじゃないですかせめて!!

散財+作業=経験値で、レベル50とか越えてるじゃないですか。
ワタシなんて瀕死になりながらスライム倒すレベルですもの。
ただ、無論上級は目指して参りたいと思っておりますので、お二方から色々吸い取らせて頂きたいとは思っておりますので!!

今回は特に「ケミカル知識Lv.2」習得でファンファーレが鳴りました。
タラララッタッターン

さて、九州は温泉王国です。ワタシなんておんせん県在住です。
りゅうまる。さんのご親族、熊本ですか!!ワタシも出身熊本ですので一気に距離縮まりましたね笑
熊本ならやはり定番黒川温泉、大分なら別府…太閤の湯には負けてないハズ!!

ん、でもサバゲ遠征はホントにちょっとした最近の夢ではありますので…触発されると危ないっ笑
行ってみたいんですよね…本州のサバゲがバリバリ盛んなところに…。

返信する
黒猫

次世代HK417EVにLaylaxのEGバレル300mm、ファイアフライのうましか赤身、電気なまず中辛、でんでんむし、Big-OutのDTM-Nを導入して、ワクワクで初速測ったら、何と………35m/s(マルイバイオ0.2g)という結果( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
で FXで有り金全部溶かした人見たいになりながらもこの記事にたどり着き、そう言えば見た感じグリス乾いてるな…となり、物は試しとシリンダーグリスアップ(手元にあったグリスが自転車用しかなかったため代用)、バレル内部をパーツクリーナーを染み込ませた布で掃除してみた所何と85m/s(マルイバイオ0.2g)まで復活!!
感謝しか無いです!!!(´;ω;`)

返信する
Sassow

黒猫さん、こんばんは!!

高級トイガンに高級パーツ…羨ましい限りです!!DTMなんて貧乏侍のワタシにはおよそ手を出す勇気すら…笑

しかし無事に初速が戻ってこられたとのことで何よりです。
ワタシのこのお恥ずかしい失敗談がお役に立ったのであれば、むしろ恥を晒した甲斐がございました!!

その構成ですと、いい感じのグリスと気密の確保を行っていけば逆に初速100mps越えなどでも悩んでしまいそうですね…。
いや、ファイアフライのパッキン類はバレルによっては大幅に初速が落ちるイメージもありますのでなんとも言い難いところですが、
まずは再度グリス構成を行っていかれると期待大のパーツばかりです!!

コメントをありがとうございます!!
また、ウチのグダグダブログが何かお役にたてば幸いです!!

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